大阪史跡探訪 Vol.11<7>
大阪史跡探訪 Vol.11<7>
土佐海援隊は幕末史には欠かせない、明治維新の功労組織であることはすでにご存知と思います。
坂本龍馬と後藤象二郎との「清風亭会談」により薩摩藩出資の「亀山社中」から土佐藩出資に変わり「土佐海援隊」が誕生します。
本部は長崎でしたが、下関、京都、大坂に今でいう支店が設けられていました。
下関と京都は場所が確定されていて、京都は石碑「坂本龍馬寓居跡」という石碑も建てられています。
しかし、大坂に出張所を置いた「薩万」の場所の特定が、これまで発表されてきませんでした。
幕末史に詳しい方々の助言をいただき、可能性の高い場所を今回イベントでご紹介させていただきました。
100%自信があるとはいえないのですが、色々な史料や助言や調査などで今回は、推定地を紹介いたしました。
記念写真をここで撮影しようと思っていましたが、もののみごとに忘れて次の案内場所へ向かってしまいました。(残念・・)
最後は大阪国際会議場(グランキューブ大阪)の中にある「近代製紙業発祥の地 蓬莱社跡」の石碑の前で後藤象二郎ゆかりの地であることを説明し「大阪史跡探訪Vol11」を終えました。
そのあとは、グランキューブ大阪にある喫茶で懇談。そして解散。
当初は11回も行うとは想定できなかった「大阪史跡探訪」。
無事に終えることができ安堵しました。
この日は龍馬会の会員でない方の参加も多く、「大坂」の史跡を知っていただいたことに貢献したと勝手ながら自分で思っています。
« 大阪史跡探訪 Vol.11<6> | トップページ | 「東横堀川・三休橋筋界隈の江戸期・明治期」講演 »
「坂本龍馬」カテゴリの記事
- 神戸史跡探訪 Vol.1(2016.04.03)
- 2016 春の史跡探訪 その1(2016.03.15)
- 幕末:祇園・東山(2015.03.18)
- 坂本龍馬訪問の地 藤井宿(2015.02.13)
- 坂本龍馬 宿泊の地 備前西大寺(2015.02.11)
「幕末の志士が歩いた大坂」カテゴリの記事
- 幕末の大坂を歩く 2013 秋(2013.08.17)
- 大坂の幕末を歩く 北浜コース 11月11日(2012.11.09)
- 八軒家船着場の常夜燈が復元!(2012.08.06)
- 大坂の史跡を訪ねて(連載47回目)(2012.01.09)
- 今年のベスト3 3位 大坂の幕末を歩く(2011.12.30)
「大坂の史跡紹介」カテゴリの記事
- 川口居留地跡(2017.12.25)
- 2016 春の史跡探訪 その1(2016.03.15)
- 大阪砲兵工廠と大阪城ホール(2015.10.21)
- 大坂の史跡探訪 Vol.4 大坂城(2015.07.15)
- 大阪城について 2(2015.06.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント