幕末の志士が歩いた大坂 11
11回目
豊國神社跡 北区中之島1(大阪市中央公会堂東南付近)
豊臣秀吉の死後、神格化され豊国神社として祀られるようになりました。
大坂夏の陣後、徳川家康が社領を没収し、社殿の修理を一切禁じたため、豊国神社は衰退していきました。
幕府が滅び、慶応4年(1868)3月、明治天皇が大阪行幸の際、「豊臣秀吉は天下を統一しながら幕府を作らなかった尊皇の功臣である」として、神社の再興を布告され、再建が命じられました。
明治12年(1879)、大阪の中之島に別社が建てられました。
境内には豊臣秀吉の銅像も建てられていましたが、戦時中、供出により姿を消しました。
豊國神社は昭和36年(1961)大阪城内に移され、豊臣秀吉像は平成19年(2007)4月17日、復元されました。
※京都市東山区にある豊国(とよくに)神社が本社殿
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